ボーボレータ。ポルトガル語で蝶々を意味する言葉。そのブランド名通り、色鮮やかなルアー達をプロデュースするボーボレータは、BOMBA DA AGUA TERU氏も淡水ルアーにおける南米三強に数えられる人気と言う程。彼がそんなに惚れ込むということは?そう、実際に釣れるのです。

1980年に、ブラジルでスピナーやスプーンの製作・販売からブランドをスタートし、現在でも1個1個手作りでルアーを作る姿勢を崩さずに家族経営しているボーボレータ。ブラジルではトゥィッチベイトというルアーのカテゴリーがあり、今回の遠征でも大活躍しました。左右にイレギュラーに跳ねる動きはとても艶かしく、リーリングのスピードの変化でもアクションを付けられるのでとても使いやすいのです。僕個人的に注目しているのは、このボーボレータのリリースしているトゥィッチベイト・Perversa(ペルベルサ)。

フローティングのルアーで、動きのイメージはリップレスミノーですが、そのボディ形状とゆるめのウォブルは日本のフィッシュイーターにも効果抜群な気がします。もっとブリブリに動くルアーがメインだと思っていたブラジルでもこの様な「食わせ」的なルアーも存在するのですね。

トゥイッチベイトのその名の通り基本的にはピッ!ピッ!とはたく様なアクションで使う様ですが、ラインを張らず緩めずでゆるい水の流れに乗せる様な使い方も良いし。隊長・水口はただ巻きをして、フラフラとS字スイムさせるのが好きです。