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(サイズ) M L XL     XXL
肩幅  45 47 49 52
着丈  63 66 68
バスト 101-104 104-111 111-118 119-125
ウエスト 90-97 97-103 103-111 112-120
袖丈 69 71 73 76
(各cm)
(ジャパンサイズ。いつものサイズをお選びください)

66/33エアダウン・フーディ [3M THINSULATE]

ロクロクサンサン・エアダウン

2020ver.として各部ブラッシュアップ。そで丈、着丈の調整を行いました。寒くても、より行動できるように、むしろ寒いから楽しいと思ってもらえるウエア。もし濡れても乾きやすい合成ダウン、そしてナチュラルダウンよりも暖かい3Mテクノロジーに驚くでしょう。

デザインは66/33コンセプト。北緯66度33分、南緯66度33分よりも踏み込んだ地、極地であっても使用できるウエアを目指したもの。実際に使用してのテストも行い、いつか夏季だけでなき冬季においても耐えられるウエアを。66/33 エアダウン は、アウターとしても、ミッドレイヤリングしても良いように、肩から腕、脇下からウエストにかけてのデザインを行っている。より体に沿うように、寄り添うダウンウエアは保温してくれるからだ。2014年12月に試作開始、翌年2015年1月にアマゾン、7月にアイスランド、ほか北海道、アフリカ各所、ヨーロッパ各所、カナダ・ユーコン、中東などでビルド・アンド・スクラップならぬ、ブラッシュアップ、さらには最初から作り直しを経た。

(開発ストーリー)
軽い着心地で、もちろん絶対重量も軽く、安心感のある暖かさのあるライトダウンジャケットを作りたいと思った。付加価値というか、付加機能.. いや同じくして機能して欲しいと考えたのは、あらゆる天候に強いこと。

ライトダウンジャケットは、季節を問わず、世界のどこへ行っても必ず持っていく装備だ。ブラジル・アマゾン、アフリカ、アジアの熱帯地域であっても、人間が寒いと感じるのは絶対温度ではなく相対温度だからだ。昼間35度の気温が、夜に下がる。その気温が20度を少しだけ切ったものであっても、僕らは寒く感じる。旅人、ジェットセッターが大移動するときに、もっとも使用する機材、航空機に搭乗中、エアコンディショニングがされていたとしても寒い。通常、航空機は空気の密度と濃度の関係で、高度1万メートル付近を飛ぶ。その高度においての気温は、平均するとマイナス50度。窓際に座っていると、シンシンと体が冷える思いをするでしょう。

ミズグチがトビウオのマークが入った、ライトダウン試作を受け取ったのは2014年の暮れ。それを持参してアマゾンへ、そして数ヶ月後にアイスランドへ。春先の寒い北海道でも着用して、分かったことはダウン(羽毛)を使ったタイプは暖かいけど濡れると乾きづらく、中綿タイプはまったく暖かくないということ。特に中綿タイプは、逆に体がどんどん冷えていくほどだった。

しばらくはダウン(羽毛)を充填したタイプをブラッシュアップしていく。弱点は寒暖差のある場所での使用だった。ロフトが減るようにダウンはつぶれてしまう。乾かせば、また快適に使えるのだが..

劇的なことが起こる。数タイプの試作を作ってくれた開発部から、こちらを試して欲しいと。なかなかオッケーを出さないのに業を煮やした。充填されたダウン素材が分からない? 羽毛ではないようだ。中綿? 試してみると暖かいのだ。暖かい! 暖かい! ナニコレ? な、なにをいれたの?

(3Mシンサレート)
日本がスキーブームに沸く1980年代に生まれた中綿素材が3Mシンサレートだ。30年以上の時を経て、断熱効果、非吸水性、軽量化、防虫性などを向上させたそうだ。文句のない暖かさ。これまで決定的なサプライズがなかった試作品から、僕自身が驚くウエアになった。「これさ、本当にあったかい! 軽くてボリュームのないのに暖かいから、何か騙されているような気分すらする」

3Mシンサレートの主な特徴はこうなっている
1) 暖かい 3Mシンサレート(2.0)>羽毛(1.0)>通常中綿 (0.9) *同体積
2) 羽毛と同じく微細な繊維間に多くの空気を取り込む構造。その構造が高い保温性と断熱性をもたらす。
3) 非吸水性 吸水性は1%前後。汗をかいても、湿気が多い場所でも、濡れてもすぐに乾く。
4) 防虫性
5) アレルギーが起こりづらい。接着剤未使用。
6) 軽量であること。
7) パフォーマンスが高いので、ボリュームを小さくでき、コンパクトに作れる
8) 洗濯機で気軽に洗える。洗濯時は弱パワーでネットに入れて、平面干し推奨。
9) 柔らかさと熱気放出性は羽毛。ラフに使うウエアに向いているのがシンサレートかもしれません。

旅にいつも持っていくウエアになるでしょう。レインウエアなどと同様に必要なライトダウン。「66/33 エアダウン」は、アウトドアブランドとしてスタートを切ったばかりと言えるジェットセッターブランドの熱意です。製品となったのは、なんと3年後だとは.. 僕も驚いています。実は難しいなあ、無理なのかなあ、なんて思ったこともありましたけど。諦めないのも大事ですね(ミズグチ)

左胸に内ポケットがあります。内側で暗所になるので、目立つように白いチャックにしているソコです。その部分にウエア全体が入るようになっています。だから、いつでも一緒に、旅に行くときは忘れずに。
19,800 円(税込)
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ライトダウン・フーディ(3M) サイズ
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