[22色の極彩色]

その精緻なNamiさんの絵に出会ったのは、夏のある日。これを手描きで!?　と驚くほどの細かさ、小さな小さな描写、色のひとつひとつが主張して踊っている。両手をつないでブンタカッタッタ♪　ブンタカ♪　と踊っている。文様と色が ブンタカ♪　と踊っていることで、Namiさんが描くどうぶつたちが浮かび上がる。

いくつかの絵を見せてもらっているうち、オガワケンタロウの描いた [トビウオ] をNamiさんが表現したらどうなるんだろう?　と思ったんだ。それがきっかけ。

[美しいキャンバス]

Namiさんの描いたトビウオは、誰もが好きになるだろう。鮮やかで、気持ちが華やぐんだ。赤いホッペは、あなたが好きだからなんだ。相棒として欲しいという気持ち。どこまでも行こうよ、とも。SIGGのボトルに、ドイツのグッドデザイン賞である「Geraman Design Award Winner」を受賞したモデルがある。シンプルで機能をすべて満たすグッドデザイン。機能はもちろん、素材とその表面処理からのチタンホワイトは、このトビウオを飛ばせるのに最適だと。

[特殊な塗装]
Namiさんの描いたトビウオをそのまま、22色のままプリントすることは、実は不可能なのです。それは通常ならば、シルクプリントで図柄やロゴを描くのですが、4〜6色が限界。僕らは悩みました。ならばインクジェットなら?　しかしインクジェットは不鮮明になったり、プリント後に色や線が擦れなどに弱いというデメリットがあります。そこで、UV硬化インクを使い、さらに特殊な表面処理をした後にプリントしてみました。すると原画そのままにボトルにのったのです。しかし、少し高価になってしまいました。表面処理と立体物へのUV硬化インクジェットプリントのコストが高いからです。しかし、その価値は十分にあるでしょう?

[出かけたくなるギア]

このボトルに暖かいコーヒー、または甘めのココア、カフェラテをいれてみよう。予定のなかった休日に、ふとどこかに行きたくなるハズです。外遊びには欠かせなくなりそう。そして、グレー一色になりがちの日本の冬に、いつもの職場に行くときに、このボトルに自分の好きな飲物を入れていこう、持っていくだけで気分が変わるんじゃないかと思うんだ。

[ SIGG 03L]
ステンレス製で保温保冷するサーモボトル。ステンレス製二重構造、本体に含まれるジルコニウムにより真空層にわずかに残った酸素や湿気と結合し、熱を逃がさない効果を生みます。また真空面に銅コーティングをし、内側で高い熱反射性を発揮する高性能ボトルです。

容量:0.3リットル　重量:240グラム
保温能力:6時間(63度)
価格:6000円+税
生産数(販売数):150個(135個)

(ボトルとのつきあいかた)
もちろん自分で作った飲み物をNamiボトルにいれてもいいんだ。いつものコーヒーを、と考えるなら、スターバックスやタリーズでこのボトルを出して、トールで!　と言ってみよう。ほとんどの店で、好きなカフェをいれてくれるはずだ。しかも、数十円の割引をしてくれる。

コンビニエンスストアのコーヒー類なら、ホットならラージ(M)サイズで、Sサイズなら2杯分が入ります。アイスコーヒーなら氷ごと、Mサイズ(セブンイレブンならLサイズ)が入るよ。

[Nami]
煮干しを描くことからスタートした、イラストレーションアーティスト。3Dスカルプターでもあり、彼女が描く生き物は地球が生きていることや、生き物たちが僕らに何かを伝えようとしていることを表現しているかのよう。今後も彼女が描く作品に注目してください。

(ご使用上の注意)
洗浄は柔らかいスポンジで。柔らかい布で優しく

硬いものでこすったりしないようにしてください。
漂白洗剤、食器洗浄機でのご使用をするとインク剥離することがあります
火気・高温・多湿での保管はインク剥離の原因となります
経年劣化により色褪せ、剥離することがあります