名前はロンディニウム・フランネルシャツ。ロンディニウムは、イギリス・ロンドンの前身都市の名前で、野心あふれ、冒険者が多く訪れた、そして開拓時代の幕開けの舞台ともなった場所。

日常から非日常をしっかりとつなぐウエア。僕らが目指しているのは、機能的であり、これまでの印象が深い記憶を呼び覚ます、そして自分が自分らしくあるためのスタイルです。

アウトドアのイメージのひとつである、ネルシャツをクラシックなスタイルのまま、現代生地で、新しい機能をつけて。両の上腕部と背面についたベルトは、あなたをもっと行動的にしてくれるでしょう。

このネルシャツには、他のネルシャツにない特徴があります。それは、より行動的なウエアであること。左右の上腕部、そして背中にボタンで取り付けられた、同じ素材のベルトがあります。これはデザイン?　いえいえ、それだけではありません。上腕部のベルトは、シャツを脱いだときに、カバンなどのショルダーベルトに固定するためのもの。ほら、カバンのショルダーにかけていて、しょっちゅうズレていらいらすることないですか?　気付かずに落ちちゃうこともあるでしょ?　それを解消するベルトです。小さなことですが、この機能は結構重要だと思ってます。

背中のベルトは3つのボタンでついてます。このボタンの2つを外しておいて、シャツをうまくクルクルと丸めて、そしてベルトを巻いて、一番端のボタンに再び付けるんです。すると、まるで寝袋をしまったように丸まってコンパクトになります。こうすることでカバンの中にうまくおさまったり、またデニムのベルトに通せば、腰にロールした状態でネルシャツをキャリーすることができるわけです。使い方はいろいろ、キャンプやちょっと昼寝、ってときにこれが枕にもなるかもしれません。

グランジレッドは、フランネルシャツのイメージカラー。
フラン・ベイジュは、落ち着いたベージュカラーに主張しようとするネイビーとレッド。イギリス国旗カラーをいれたパッチワークカラーです。

そして、良質の綿。温かくするため、少し起毛させています。

冬のヘビロテウエアの有力候補です。しわにならず、むしろクシャクシャなぐらいが格好良いのです。

襟付きのボタンダウンで折り目正しく、しかしポップに、カジュアルに。ダウン、ダウンベスト、セーター、フリース、デニムスタイル、ブーツでもスニーカーでも、そう、どんなウエアとの相性がいいのも、このシャツの特徴です。